ナイロビ小咄20161102 「真夜中の侵入者」他2本
「真夜中の侵入者」
注:前提として、筆者はナイロビにあるボロアパートに住んでおり、窓のノブがほとんどぶっ壊れていて、人間以外はフリースルー状態です。そんなアパートでの出来事です。
PART1
??「ガサゴソガサゴソ」
筆者「えっ」
ヤモリ「やあ」
筆者「なんだ、ヤモリか」
↓
Safe!!
PART2
??「ガサゴソガサゴソ」
筆者「えっ」
ゴキブリ「やあ」
筆者「えっ」
ゴキブリ「ノロノロ~」
筆者「なんだ、ゴキブリか」
↓
Safe!?
PART3
??「ガサゴソガサゴソ」
筆者「えっ」
ゴキブリ「やあ」
筆者「えっ」
ゴキブリ「カサカサカサカサッ」
筆者「キイィエエェェァッ!!ゴキブリじゃあああアア嗚呼!?」
↓
OUT!!
解説: どうもケニアではノロノロ動くゴキブリと、カサカサ俊敏なゴキブリの2種類が家に侵入してくるようです。しかもサイズ大きめです。筆者は道産子で、なんと地元にはゴキブリがいない地域で生まれ育ったので、ゴキブリに対する耐久がほぼありませんでした。ただ、こんな環境で生きていると次第に慣れてきて、今ではデッキブラシでゴキブリを叩き潰すことを躊躇わなくなりました。慣れって怖いね!たまに猫が家に侵入してくるときもあるよ!
「ゲストハウスのダンディー親父」
ナイロビのダウンタウンにある某宿…というよりバックパッカー宿で有名なNew Kenya Lodgeでのお話です。
その宿で私は4ヶ月ほど暮らしていて、今は別の地域に住んでいるものの、タウンに用事ある場合は結構顔を出しています。そんな日の出来事。
親父「なんだ、マサ。随分疲れてそうだな」
筆者「この頃会社の準備でキツイのよ。今日もアポがあるからタウンに来てるのに、連絡来ないしー」
親父「ちょっと待ってろ。今使ってない部屋の用意するから、そこで眠ればいい」
筆者「え、俺金持っていないよ」
親父「気にすんな。ここはお前ん家みたいなもんだから、寝ちまえ寝ちまえ。ワハハハっ!」
筆者「親父…(´;ω;`)」
結局3時間くらい熟睡しましたとさ。今度何かお土産持っていこう。
「フライドチキン屋のイカしたおばちゃん」
そこの宿からすぐ近くにあるフライドチキン屋さん。宿に住んでいたときはほぼ毎日使わせていただきました。お金が無いとファストフードにはしるよね…。
筆者「はーい、おばちゃん。また来たよ」
おばちゃん「ハロー、マサ。いつものオーダー?」
筆者「いや、今日はチップスにハーフKGのチキンで」
おばちゃん「あいよー」
筆者「あ、ごめんおばちゃん。小銭が無いから1000シリングからくずしてくれる?大きくて悪いんだけど」
おばちゃん「それなら私が払っておくから今度来た時でいいよ。私今度来るのが金曜日だから、その時来てね」
筆者「えっ、さすがに悪いよ」
おばちゃん「マサはいいのよ。またうちのお店に来てくれたらそれでOK!」
筆者「おばちゃん…(´;ω;`)」
ダウンタウンは危険も多々ありますし、日本人が過ごす場所としては推奨できない部分が多いですが、一度彼らと良い関係が作れると本当に親身になって助けてくれるときも多くあります。彼らに助けてもらえなかったら今頃筆者は野垂れ死んでいるやも…。本当、asante sana(とってもありがとう)です。